寄生虫

「人は一人で生きていけない」、なんてよく言うね。対して、「自分は一人でもやっていける」というどこから来るかわからない自身で対抗する人。

一人で生きていける、っていうのはどういうつもりで言ってるんだろうか？

一人暮らしができるということ？

自分の身の回りは自分で出来るということ？

友達がいなくても寂しくないということ？

色々あるんだろうな。

私は一人では生きていけない。私は自分自身を気持ちの悪い寄生虫だと思ってる。何かや誰かに寄生して生きる生物。

「依存」なんていう言葉で馬鹿にされる事もあるけど、それとは少し違う。

依存は、誰かに寄生して頼っていて、かつ、それが失われると自分の心身に支障をきたすもの。

寄生は、誰かに寄生して頼ってはいるが、それが失われても次の拠り所へと寄生先を移すもの。

なんとなく私はそんな解釈をしてる。違ったらごめんね。

一人で生きれないことの何がいけないのか？

依存や寄生の何が悪いのか？

最近、間接的にだけれどまた人に言われた。

「共依存していて気持ち悪い」

なんで他人にそこまで言われなきゃいけないの？あなただって何かに、誰かに依存して寄生して生きてるじゃない。

依存じゃないよ、私の寄生先がいなくなったら私は次の寄生先を見つけて生きるだけ。

極論だけれど、何だってそうじゃない？

仕事をして生きるのも会社への寄生。

パートナーや家族に頼って生きるのも人への寄生。

趣味に頼って生きるのも娯楽への寄生。

違う。

依存になりやすいって事なんだろうな。

私の認識で当て嵌めるなら、寄生は「死」まで行かずとも、依存は「死」に行き着きやすい。ある意味ビッチか一途か、みたいなもの。

別に死にたいとは思ってないよ。けれどそこまで生死に執着はないしそれ以上に物や人にも執着はない。

そもそもが卑しくて意地汚い根暗ワードだから、人に言われたらショックとか悲しいだろうし、少なくとも私はムカつく。

でも、私は寄生虫だから何かに寄生しないと生活がままならないし、今ある環境が崩れたら新しい環境に身を置きに行く。

私は一人じゃ生きれない。